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ブリッジのやり方はカンタンで慣れれば3分でネットワーク間の送金ができますよ!
そこで今回はメタマスクでネットワーク間の送金をする方法を解説します。
この記事を読み終えると、より便利にメタマスクを使いこなすことができます。
メタマスクでネットワーク間送金(ブリッジ)する方法
メタマスクでネットワーク間の送金(ブリッジ)をする方法は以下の3ステップです。
- メタマスクとブリッジサイトを接続する
- 送金金額を入力する
- ガス代を支払う
STEP1:メタマスクとブリッジサイトを接続する
メタマスクにログインして、「Bridge」をクリックします。
「Connect MetaMask」をクリックします。
そしてメタマスクで「接続」をクリックします。
URLが「https://portfolio.metamask.io」になっていることを確認してくださいね。
STEP2:送金金額を入力する
続いてスワップするトークンと数量を入力していきます。
① | 送付先のネットワークを選択 |
② | 送付元のネットワークと数量を入力 |
③ | 手数料を確認 |
④ | 「Submit transaction」をクリック |
10$以下の通貨はブリッジできないので、注意してくださいね。
③の下向き矢印をクリックすると、以下のように手数料を確認できます。
ブリッジにかかる手数料と、ブリッジが完了するまでの時間が表示されます。
手数料を抑えたい場合や少しでも早くブリッジしたい場合は、「Choose a different quote」をクリックします。
そして、金額や時間から最適な選択肢を選んで、「Select」をクリックしてください。
最後に「Submit transaction」をクリックすることで、ブリッジの手続きは完了です!
STEP3:ガス代を支払う
あとはメタマスクでガス代を確認していけば、ブリッジ完了です。
画面左下に「Transaction submitted」と表示されます。
ブリッジが完了するまで、しばらく待ちましょう!
「Bridge complete」と表示されたら、ブリッジ完了です!
最後に正しく送金されているか、確認してくださいね。
メタマスクのネットワーク間送金(ブリッジ)の特徴
メタマスクのブリッジを利用することで、異なるブロックチェーン間での仮想通貨の交換をすることができます。
例えば、以下のようにETHをイーサリアムからBNBチェーンにを移動したいときなどに使うことができます。
またメタマスクのブリッジ機能では以下のブロックチェーン・仮想通貨・クロスチェーンに対応しています。
※記事執筆時点
- イーサリアム(ETH)
- オプティミズム(OP)
- BNBチェーン(BNB)
- ポリゴン(MATIC)
- アービトラム(ARB)
- アバランチ(AVAX)
- USDT
- USDC
- DAI
- ETH
- WETH
- MATIC
- AVAX
- Connext
- Hop
- Celer cBridge
- Polygon Bridge
メリット:詐欺のリスクを抑えられる
メタマスクでブリッジをすれば、アクセス先を間違えることはありません。
そもそも、ブロックチェーンの世界では詐欺はつきものです。
サイトごとに偽サイトがあるくらい、様々な詐欺が日常的に起きています。
ブリッジするために複数のサイトを経由しなければいけないため、その分詐欺にあう可能性が高まります。
一方、メタマスクの場合はユーザーはメタマスクを操作すればブリッジが完結するので、リスクを抑えることができます。
メリット:手軽にブリッジできる
もう一つのメタマスクのブリッジのメリットは、複数のサイトを行き来して、ブリッジする必要がない点です。
手間が少なくPCやスマホで完結できるのが使い勝手がいい点です。
海外のサイトに接続して、ブリッジするとなると、一気にハードルが上がります。
メタマスクではカンタンに操作できるのが、初心者にとってありがたい。
デメリット:対応通貨が少ない
他のサービスと比較するとメタマスクのブリッジ機能に対応しているブロックチェーンは、多くありません。
- イーサリアム(ETH)
- オプティミズム(OP)
- BNBチェーン(BNB)
- ポリゴン(MATIC)
- アービトラム(ARB)
- アバランチ(AVAX)
NFTを買うために、イーサリアムからポリゴンに交換したい方はメタマスクで十分です。
ただし、DeFiで様々なチェーンを使って、運用したい方には物足りないかもしれません。
ネットワーク間の送金(ブリッジ)ができない原因
ブリッジできない原因は以下の2つが考えられます。
- ブリッジ金額が10ドル以下だから
- トランザクションエラーが起きているから
ブリッジ金額が10ドル以下だから
ブリッジの金額が10ドル以上であることを確認してみてください。
最低金額以下を入力していると、以下の画面のようにブリッジできません。
もう一度ブリッジする金額を確認してみてください。
トランザクションエラーが起きているから
トランザクションエラーがブリッジできない原因かもしれません。
メタマスクにログインして、「アクティビティ」→「スピードアップ」をクリックして、ガス代を変更することでエラーが解消されるはずです。
詳しいやり方については『メタマスクでトランザクションエラーが起きた場合の対処法4選』で解説しています。
メタマスクのセキュリティを高める方法
メタマスクでは詐欺が横行しているため、セキュリティを高める必要があります。
もしハッキングされると、あなたのNFTや仮想通貨が盗まれてしまいます。
以下の対策をして、詐欺にあわないように守る力をつけましょう。
- アカウントを使い分ける
- ハードウェアウォレットに保管する
- 詐欺事例を学ぶ
アカウントを使い分ける
まずは1つ目の無料でできるアカウントの使い分けです。
銀行口座を複数分けて管理するのと同じで、仮想通貨やNFTを管理する場合もアカウントを使い分けましょう。
ぼくは以下のように3つに使い分けていますよ!
アカウントの作成自体はすぐに終わるので、今のうちに作成しておきましょう。
ハードウェアウォレットに保管する
「長期的にNFTや仮想通貨を保有して、特に売る気がない」
そんな方は常にインターネットにつながっているメタマスクではなく、オフラインで管理できるハードウェアウォレットで管理するのもおすすめです。
とくに価格が高いNFTを持っている方は、盗まれたら泣きたくなりますよね。
ガチホしてNFTホルダーとして、特典を楽しみたい方はハードウェアウォレットで保管しましょう。
ぼくも実際に使っていますよ!
詐欺事例を学ぶ
NFT界隈では詐欺が横行しています。
実際に今どんな詐欺が起きていて、被害に遭わないためにどんな対策を取るのか知っておく必要があります。
言い換えると、事例さえ知っておけば、盗まれる可能性はグッと抑えられます。
- 秘密鍵を聞いてくる
- DMから偽サイト誘導してくる
- 知らないNFTを送り付けてくる
- Googleの検索上位に偽サイトに表示させる
- フリーWi-Fi経由でハッキングする
- 仕事の依頼を装ったDMを送ってくる
知識として持っておくだけでOKなので、『メタマスクの詐欺・ハッキング事例と対策12選』を読んでNFTを守る力をつけましょう。
ネットワーク間を送金(ブリッジ)する際によくある質問
最後にネットワーク間を送金する際によくある質問にお答えしていきます。
- 送金してもなかなか反映されない
- 送金手数料はいくらかかるの?
- 仮想通貨を別のウォレットに送りたい
- セキュリティを高める方法はある?
- 送金してもなかなか反映されない
- もしかしたらチェーンを追加していないことが原因かもしれません。
デフォルトはイーサリアムネットワークが表示されていますが、その他のチェーンは自分で追加する必要があります。
チェーンの追加方法については『メタマスクでチェーンを追加する方法【チェーン一覧あり】』で解説しています!
- 送金手数料はいくらかかるの?
- 大体1,000円~3,000円が相場ですね。
ただ、ガス代は時間帯によって変わるため、一律で決まっているわけではありません。
ガス代を抑える方法は『メタマスクで手数料(ガス代)が高い場合の対策3選』で解説しています。
- 仮想通貨を別のウォレットに送りたい
- 送金方法は簡単で3分もあれば、終わります!
まずはメタマスクを起動して、新規で作成したウォレットのアドレスをコピーします。
次に新規で作成したアカウントにログインして、「送金」をクリックします。
送金金額を入力して、「次へ」をクリックします。
ガス代を確認して、「確認」をクリックします。
以上で、仮想通貨の送金は完了です
まとめ
本記事ではメタマスクでネットワーク間の送金、スワップする方法について解説してきました。
もう一度ブリッジするやり方を確認したい方は「こちら」からどうぞ。